大倉山記念館

2026.3.02

先日、大倉山公園にふらっと立ち寄ってみました。
大倉山駅からは徒歩で5分ほど。
途中にある坂が想像以上にどっしり構えていて、春めいた陽気も手伝い、着く頃には少し汗ばんでいました。

公園の中は、木々の気配が濃く、小鳥のさえずりが静かに響いています。
ジョギングをする人、散歩をする人、それぞれの時間がほどよい距離で並び、全体がなごやかな空気に包まれていました。
憩いという言葉が、そのまま似合う場所だなと思いました。

その公園の中に、大倉山記念館があります。
荘厳で、しかし、どこかやさしい佇まい。
つい足が向いてしまい、見学することにしました。

館内に入ると、目の前に広がったのは、思わず息が整うような景色でした。
伝統的な意匠の中に、色あせない輝きが散りばめられていて、細部にまで丁寧な意思が宿っているのが伝わってきます。
「美しい」というより、もう少し静かな言葉で表現したくなる。
そんな時間でした。

後日調べてみると、貴重な建築様式をとり、横浜市指定有形文化財にも指定されているのだそうです。
ふらっと立ち寄っただけのはずが、思いがけず、良い出会いをもらいました。

ドラマや映画のロケ地としても使われているようで、三谷幸喜監督の映画『ザ・マジックアワー』(2008年)の舞台にもなっていたと知り、少し驚きました。
いつもの街の中にも、まだ知らない入口があるものですね。

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レン・ヤジマ

整体サロン『リーン』