ある穏やかな日、ふと視線を遠くへ伸ばすと、富士山が飛び込んできました。
見えるだけで、気持ちが高揚する。
そんな不思議な力があります。
普段見慣れている景色でも、ほんの少し目を凝らすと、違う輪郭が浮かび上がってくることがあります。
近くばかりを見ようとすると、視野が狭くなる。
遠くばかりを見ようとすると、足元の変化を見落としてしまう。
富士山の姿は、そんなことをそっと思い出させてくれました。
日々、無意識のまま進んでしまうところにこそ、大切な何かが潜んでいるのかもしれません。
ときどき、目線を変えてみる。
それだけで、少し整う日もある気がします。