母校・國學院大學硬式テニス部の選手を施術して|整体師としての原点を思い出した日

2026.9.29

先日、私の母校である國學院大學の現役テニス部の選手が、施術を受けに来てくれました。

実は、私が整体師を志した理由のひとつに、

「卒業後もテニス部に何かしらの形で貢献したい」

という思いがありました。

卒業してすぐの頃は、たまに部活へ顔を出すこともありました。

ただ、次第に足が遠のいてしまいました。

頭では、行けばきっと歓迎してくれると分かっていました。

それでも、

「仕事が忙しいから」

「家庭もあるし」

「今さら部活に顔を出している場合でもない」

いろいろ理由をつけて行かなくなり、気づけば10年以上が経っていました。

今回、OBの先輩に声をかけていただけて、こうして現役の選手を施術する機会をいただきました。

本当にありがたいことです。

大切な入れ替え戦を前に

テニス部にとって、大きな目標のひとつが夏のリーグ戦での昇格です。

今回は予選を勝ち抜き、入れ替え戦まで進んでいました。

その試合を前にした大切な時期に、選手の施術をさせていただくことになりました。

施術をしているとき、

「今、自分の夢がひとつ叶っているんだな」

と思いました。

整体師になろうと思った頃に考えていた、

「いつか自分の技術を使って、テニス部の力になれたら」

という思い。

ずいぶん時間はかかってしまいましたが、こういう形で実現する日が来ました。

これまではいろいろと言い訳をして部活から離れていましたが、これをきっかけに、これからは少しでも力になれるように、また部活にも顔を出していきたいと思いました。

選手と話していると、大学時代の記憶が蘇ってくる

施術をしながら現役の選手と話していると、大学時代の記憶が次々に蘇ってきました。

そういえば、同期にもよく施術をして、喜んでもらっていたな。

トレーニングの話になると、

「後輩を追い込みすぎて、逃げられたこともあったな」

と思い出して、少し笑ってしまったり。

食事の話を聞くと、どうやら栄養のバランスが崩れている選手もいるようで、

「自分もそうだったな」

と懐かしくなったり。

将来のことを聞いてみると、まだ明確に「これ」と決まっているわけではなく、悩んでいる選手もいました。

その姿を見て、

「自分もこの頃は、将来何になりたいのか分からず、ずいぶん悩んでいたな」

と当時の自分と重なりました。

施術をしながら話しているだけなのですが、いろいろな記憶や感情が波のように押し寄せてきました。

自分の昔の姿と重なる

トレーニングのこと。

食事のこと。

身体のこと。

そして、これから何をして生きていくのかということ。

話している内容は違っても、どこかに昔の自分がいるような感覚がありました。

年齢を重ねると、当時は必死だったことも、少し離れたところから見られるようになります。

だからこそ、

「あの頃は、こんなことで悩んでいたな」

と思い出せることもあります。

國學院大學テニス部は、私の整体師としての原点

私にとって、大学のテニス部で過ごした時間は、整体師としての原点のひとつです。

当時は自分自身のテニスのために、身体の使い方やトレーニング、食事についていろいろ調べていました。

その知識を同期や後輩のために使ってみると、思っていた以上に喜んでもらえた。

誰かの身体を見て、

「何かできることはないかな」

と考えることが楽しかった。

今振り返ると、整体という仕事に惹かれていった理由は、あの頃からすでにあったのだと思います。

今回、現役の選手を施術させてもらったことで、そんな自分の原点を改めて思い出しました。

そして、施術に対する思いも、また少し強くなったように感じます。

支える側にいることの喜び

大学時代、自分が思うように練習できない時期でも、

「部員のために何かできないかな」

という気持ちはありました。

自分が表に立つだけではなく、誰かを支える。

その人が思い切り動けるように、できることをする。

それが思っていた以上に自分には合っていたのだと思います。

今こうして整体の仕事をしていると、その頃に感じていたものと、今の仕事は思っている以上につながっているように感じます。

見事、昇格

その後、入れ替え戦も無事に終わり、テニス部は見事に昇格を果たしました。

もちろん、私の施術のおかげだなんて思っていません。

選手一人ひとりが日々練習を積み重ね、部員全員が一丸となり、そこに監督や関係者、OB・OGの応援もあってつかみ取った結果だと思います。

ただ今回、その中のほんの小さな一部分として、自分も関わらせてもらえた。

それが、とても嬉しかったです。

そして、光栄に思っています。

10年以上離れていた場所と、もう一度つながる

10年以上、なんとなく距離が空いてしまっていた母校のテニス部と、こういう形でもう一度つながれたこと。

それ自体が、今回の私にとって大きな出来事でした。

今でも、大学時代の部員と久しぶりに会ったとき、

「今さらですけど、ようやく先輩が言っていた意味が分かりましたよ」

と言われたり、

「あのときレンがいたから、なんとかなったんだよ」

と言ってもらえたりすることがあります。

そんな言葉を聞くと、今でも胸がじーんと熱くなります。

誰かの身体を見て、

「何かできることはないかな」

と考える。

自分が知っていることを使って、その人の役に立とうとする。

今、整体をしているときに考えていることと、それほど変わらない気がします。

私の整体師としての原点は、たぶんあの頃にあります。

これからも、國學院大學硬式テニス部を応援していきたいと思います。

そして、自分にできることがあるのなら、少しずつでも力になっていけたらと思っています。

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レン・ヤジマ

整体サロン『リーン』