先日、サロン内のレイアウトを少し整えました。
きっかけは、先日見た映画『オデュッセイア』がとても素晴らしく、そのパンフレットを飾りたいと思ったことでした。
映画『オデュッセイア』のパンフレットを飾りたくなった
飾ろうと考え始めてから、そういえば自宅にもいくつか他の映画のパンフレットがあることを思い出しました。
せっかくだから、それらも一緒に飾りたい。
そう思い、飾る方法を探してみることにしました。
最初は額縁に入れて飾ろうかと考えました。
ですが、何冊もあるパンフレットをその都度入れ替えるのは少し手間に感じますし、額縁に入れると重量の関係で飾れる場所も限られてしまいます。
そこで、ほかの方法を探してみました。
レコードを飾るように、映画のパンフレットを
レコードを飾るような感覚で、映画のパンフレットも飾れたらいいな。
そんな商品を探してみたところ、あるものですね。
まさにぴったりの商品を見つけることができました。
実際に飾ってみると、想像以上に良い。
思い出の詰まった映画のパンフレットが並ぶと、そこに自分の世界が広がったような感覚があります。
眺めていると、ついニンマリしてしまいます。

整体サロン『リーン』に、自分の色を
最初にこのサロンをつくり始めたときは、自分のカラーを極力控え、上品できれいな空間にしようと試行錯誤していました。
その結果、とてもきれいなサロンになりましたし、居心地も悪くありませんでした。
ただ、どこか無味無臭というか、少し面白みが足りないような感覚が付きまとっていました。
それが今回の模様替えによって、私の世界が少し垣間見えるような場所ができました。
空間の中に、とても良いアクセントが生まれたように思います。
個人的な意見ですが、好きな映画や音楽、美術作品などは、その人の人柄を知るうえで、とても良いきっかけになると思っています。
どんな作品に惹かれるのか。どんなものを面白いと感じるのか。
そこには、その人の考え方や価値観が少なからず表れているような気がします。
今回飾ったパンフレットも、私という人間を少し知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。
そして、映画が好きな方がいらっしゃったときには、そこから会話が広がることもあるかもしれません。
そんなことを考えると、またひとつ楽しみが増えました。
整体の品質を決めるのは、技術だけではない
私は整体師として、整体という技術を使い、人の身体を整えることに対して対価をいただいています。
ただ、それだけではないとも考えています。
整体を受ける際の空間も、ひとつの価値だと思っています。
考えてみてください。
汚い空間であったり、落ち着かない空間であったり、騒がしい空間であったり。
それだけで、その場所で時間を過ごすことが嫌になってしまうと思います。
光、音、におい。空間も施術の一部
人の身体は繊細なものです。
光の具合やBGMの音量、においなど、ちょっとした環境の違いでも、落ち着かなかったり、身体に力が入ってしまったりすることがあります。
反対に、心地よいと感じられる空間では、自然と力が抜け、リラックスしやすくなることもあると思います。
そのため、私にとって空間づくりは、整体の技術と同じくらい大切にしたいことのひとつです。
そして、もうひとつ大切なのが、私自身の人間性です。
整体は、人と人とのお付き合いでもあります。
どのような気持ちでお客様と向き合うのか。どのような言葉をかけるのか。どのように身体に触れるのか。
そういったことも、施術を受ける時間に影響していると思っています。
私自身が、何を感じて日々を過ごすか
とはいえ、整体のレベルを高めるために、人間性を高めようとしているわけではありません。
そもそも、人間性を高めようとして何かをすることが、必ずしも人間性を高めることにつながるとも思いません。
それに、私は整体のためだけに生きているわけでもありません。
ただ、日常の何気ない風景からも、何かを感じ取れる自分でありたいとは思っています。
映画を見たり、美術作品に触れたり、植物を育てたり、街を歩いてみたり。
何かを体験して、そこから何かを感じる。
その積み重ねが、私という人間を少しずつ豊かにしてくれるような気がしています。
そして、そうやって日々を過ごす中で得たものが、結果として整体にも表れてくるのではないかと思っています。
今回の映画のパンフレットも、そんな日常の中から生まれた小さな変化でした。
完成のない空間を、これからも
今回、部屋のレイアウトを見直したことで、以前よりも素敵な空間になったと思います。
これまでにも、サロンのレイアウトは何度か変更してきました。
そのたびに、「今回は良い出来になったな」と満足しています。
ですが、少し時間を置いて改めて眺めてみると、
「ここはもう少し変えられるかもしれない」
「これは無いほうが良いかな」
と、また気になる部分が見えてきます。
きっと、空間づくりには完成というものがないのだと思います。
その時々で良いと思えるものをつくっても、時間が経てば自分の感覚も変わっていきます。
新しく出会ったものや、体験したことによって、今まで見えていなかったものが見えてくることもあります。
今回の模様替えを通して、空間づくりも、これからずっと追求していきたいことのひとつだと改めて感じました。
それは、整体の技術や自分自身についても同じことだと思います。
技術も、空間も、人間性も。
「ここでいい」と思える場所は、きっとありません。
だからこそ、これからもいろいろなものに触れ、感じたことを少しずつ取り入れながら、高めていければと思っています。
今回飾ったパンフレットも、しばらくしたら別の作品に入れ替わっているかもしれません。
これからどんな映画に出会い、どんなものを飾りたくなるのか。
そんなことも楽しみながら、これからも少しずつ、この場所を育てていきたいと思っています。
